うつ病なら入院の相談をしよう【通院の情報を聞ける】

泊まるからこそ可能な治療

ドクター

穏やかな生活が治療の基本

風邪などと違い、うつ病は数日休むだけでは治りませんから、元の状態に戻るには病院での治療が欠かせません。うつ病は一般的な病気と異なり、精神に病状が見られる場合と、体にも病状が出る場合に分かれているのです。基本的に心の治療は精神科が行い、体も治療してくれるのが心療内科ですが、投薬療法や心理療法など、病院へ通えば適切な治療が受けられます。そのほか、重度のうつ病や外来治療では限界がある場合、入院して治すという優れた治療方法もあります。うつ病を入院して治すメリットは沢山あり、特に発症原因と距離を置けることが大きな利点です。外来では生活の都合上、どうしてもうつ病の発症原因と接触する状況でも、入院すればそれらを遮断できるようになります。症状を悪化させる要因を排除できますので、そのぶん治療効果が出やすく、着実な回復を望める訳です。さらに入院することで食事の用意など、家事といった用事からも解放されますから、そのことも治療効果に一役買ってくれます。そして入院時の治療内容ですが、とにかく休養に専念して、心と体を十分に休めることです。投薬療法など、外来で行っていた治療を継続する場合も多いですが、手術などを行う訳ではありませんので、のんびりと過ごすことが治療の基本になります。また、規則正しい生活も回復には有効で、朝はキチンと起床して決まった時間に3度の食事を食べ、昼間はゆっくりして夜はグッスリ眠ります。主に部屋でくつろいだり、テレビを見たり、1日をひたすら穏やかに過ごすことが大切な治療です。ただし日中のお昼寝は夜の睡眠に影響しますので、医師の指導や必要がない限り、なるべく寝ないようにします。そして、心休まる入院生活を一定期間送りますと、気持ちも少しずつ改善へと向かい、やる気やポジティブな発想も湧いてくるのが通例です。この段階まで回復しますと、次は様子を見ながら、入院生活にも活動的な行動を取り入れていきます。最初は院内の散歩といった軽いことから行い、状態に合わせて少しずつ活動量を増やします。中には作業療法など、それぞれの病院で用意している療法に参加できるケースも少なくありません。その後、良好な状態まで改善が進めば退院へ向けた準備も行われ、一時帰宅や自宅での短期宿泊などを経て、特に問題が見られなければ退院となります。実際の治療方法などは個々の病院で違いますが、入院ならではの治療が受けられますので、医師から入院の提案があった時は検討してみると良いでしょう。

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