うつ病なら入院の相談をしよう【通院の情報を聞ける】

家族の役割

カウンセリング

相談しながら対応

うつ病により入院したばかりの時には、まず精神的にも身体的にもゆっくりと休むことが大事になります。入院する場合、さまざまな症状が重なって抑うつ感が強く、精神的にも身体的にも多大な疲労が蓄積された状態にあります。心のエネルギーが不足しているか、完全になくなってしまっている状態です。エネルギーを蓄えるには時間がかかるため、その間は十分な休養が必要です。休養期間は2週間くらいがひとつの目安で、その間は薬の調整が行われます。うつ病の薬というのは、すぐに効果が出るものは少なく、飲み始めから2週間から4週間かかるのが一般的です。そのため、効果が出始める2週間ほどは十分な休養をとる必要があります。家族は昼間からベッドに横になっている姿を見たとしても、決して活動を強要したり叱ったりしないよう注意が必要です。あくまでもこの時期は休養こそが治療ということになります。また、うつ病で入院すれば休息できる環境は整っていますが、常に心配事や不安を感じていては休息はできません。家族は心配事や不安には敢えて積極的に触れるようなことはせずに、面会時にはその日の調子などを聞くだけにとどめることが大事です。もし、本人が心配事を言ってきた時には、ゆっくりと相槌を打ちながら話を聞くようにします。そして、何も心配せずに休むようにだけ伝えるようにします。さらに、うつ病による入院では、在宅療養では避けることのできないストレスから離れることができます。とくに面会者を制限する閉鎖病棟の場合、プライバシーを守ると同時に、外界からのストレスを遮断する意味もあるわけです。職場の上司や同僚の面会は担当医の許可を得たうえで行うことになります。もし、本人にとって家族でさえもストレスになるということであれば、家族も面会は控えることが重要です。仮に面会できた場合でも、家族が病室に持ち込めるものは制限があります。本や食べ物などの持ち込みも制限されることもありますので、病棟の看護師によく確認するようにします。入院中の家族の役割や対応の注意点というのは、本人の状態によっても異なってくるので、医師や看護師と十分に相談して本人の治療にとって最も良いと考えられる対応をとるように心がけるのが基本です。加えて、担当医や看護師などのスタッフから家族と面談をしたいと申し出がある場合があります。さまざまな理由がありますが、家族から本人に関しての情報を聞いて治療に役立てたい時や、治療方針の説明などが主です。退院が近づいて退院後の生活に関しての相談なども行われますので、できるだけ都合をつけて対応するようにします。

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